法曹倫理は売れない?
法曹倫理の授業が始まっています。いろんなテキストが出ていて悩ましいところですね。
学生はともかく、教える側にたつものは、でているテキストを買うしかない。私の場合、大学・自宅双方に持ち歩くのが面倒なので、有名どころは、それぞれに本をおいておきます。たまたま、今日、自宅近くの大きな本屋さんへ一冊を買いに行きました。
ところが、法律書コーナーには六法科目を含めて沢山の本が並んでいたのですが、法曹倫理の本は一冊もなかったのです。どうしてだろう、と考えました。瞬時に気がついたのは、法曹倫理なんて、法律家以外には興味がわかない分野であるということ。新司法試験の科目からは除外されているし(私はこれは英断だと思っています)、法律家や法科大学院の人以外には、弁護士の懲戒だ倫理だなんて話は、とんでもないことをした人の話を、ワイドショーかなにかで聞けばそれで足りるのであって、わざわざ専門書を買って勉強するほどのものではない。購読意欲のまったくわかない分野の本だといえるのでしょう。寂しい限りですが、これが現実です。弁護士会や法科大学院の中の熱気と、社会のずれを感じた一日でした。
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