哲学に困ったときの便利な本
平野仁彦・亀本洋・服部高宏著「法哲学」有斐閣アルマ(2002)
哲学だとか社会理論というものは、日常生活に忙しい人には難解である。しかし、日常生活の中には哲学的な問題や社会理論的な問題が山積していて、ときおりそうした本が読みたくなる。
ところが、やはり難解なので少し読んでも「なんでこんなこと書いてあるんだろう」とか、「なんの役にたつんだろうか」なんて思ってしまい、本を放り投げて日常生活に戻ることが多い。
そんな中にあって、この本は間違いなくお勧めの一書である。確実に道しるべの役割を果たしてくれる。分量的にもコンパクト。アルマシリーズは大学の講義レジュメを出版したような本が多く、その本を教科書にした先生の講義を聞かないと、購入しても意味がない場合もあるのであるが、この本はありがたい。読み物としても水準が高い。3人の著者に感謝である。
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