お父さんはアマイ
今日は文化の日。言わずとしれた休日です。ここ1ヶ月ほど土日がほとんど潰れていて、子供と遊ぶことがなかったので、今日は大いに遊ぼうと思っていたけど、幸か不幸かレスパイトの空きがあってだいぶ前から予約していたのです。こういう時の気持ちは複雑です。
もちろんレスパイトの人が子供のケアをしてくれれば大いに助かる。大事な書類がいくつか書ける。今日も書けた。でも複雑なんですよ、父親の気持ちは。
ヘルパーの人とお父さんの人気合戦というのがあります。我が子は、ヘルパーさんと出かけるのももちろん嫌いではないが、私と出かけるのとどちらを選ぶかと言えば、私の方がいいらしい(エヘン)。そりゃそうだろう。父親は子供に甘い。一緒にでかければ日頃のケアが足りない罪滅ぼしとばかりに、一所懸命、ご機嫌をとる。甘いものは買い放題、ジュースは飲み放題。ポテトフライだ、チップスだ、と手を引っ張られるままに買い与えて機嫌をとってしまう。おかげで息子は、立派に肥満傾向。父親としては反省しつつも、自らも肥満(ビール太り)であるから、あんまり深刻さがない。
結果的に肥満傾向の息子は、肥満の父親を外出に誘おうとアノ手コノ手を考えてくる。一緒に出かけたいときのサインを自分で考える。最近は、私が休日に着る上着・シャツを私のところへ持ってくる。私が外出するときは、その服を着るからである。何度か無視をしていたら、この間など外出用の普段着を両手に一杯抱えて書斎にやってきた。思わず一緒に行ってやりたくなる。と思いつつぐっとこらえて仕事(大学の人間って家でも、休日でも仕事してるって、あんまり世間では知らないことだと思います、ははは)。
それにしても感心するのは、サインを自分で考えてくることです。私は自閉症療育のteacch って手法がよく飲み込めていなくってやっていないのですが、彼は自分でそれをやってくる(ようなところがある。それが私にもわかる。えらいもんだ(彼がです)。限られた能力の中で精一杯人とコンタクトをとる方法を考えている。自閉症者の「心が閉ざされている」なんてまったくウソだと実感する毎日です。
ところで今日ですが、ヘルパーさんとの戦いに敗れました。久しぶりに休日に仕事がなかったので、私は、家にいたのです。どうするのか見ていたら私のところへ一度だけシャツを持ってきて、無視したらヘルパーさんと楽しく出かけて行きました。連れ合いは良かったといっていますが、私は複雑な心境です。このところ忙しくて相手をしていないから愛想をつかされてしまったのか(笑)。うーむ。
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