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2006/04/30

後見開始と資格制限

 筑波大の名川さんが標記のタイトルでブログを書いておられます。5回シリーズ一挙連載です。
http://mnagawa.air-nifty.com/misc/2006/04/post_b0be.html

 後見をめぐる資格制限は、選挙権の喪失が大きく取り上げられていますが、そのほかに公務員の就職制限など、深刻で困難な問題があります。名川さんのブログは、この問題への鳥瞰図になっています。いろんな文献資料にもメンションされており、とても参考になります。

 日本の成年後見は、本人を保護するために、その人の権利を制限する(あるいは奪う)という論理でなりたっていますが、この論理は、現実にはなかなかわかりにくい。そんな論理を使っていない国もあると聞くとなおさらですね。加えて、補助や保佐の類型が少なく、後見類型に開始決定が偏っていることにも警笛をならしておられます。私のほうで補足すれば、現行の成年後見の中で補助は、成年後見のウリのひとつとして新しく取り入れられたのですが、これがほとんど利用されずに推移し、平成16年度は減少傾向すら見られます。これについては、かつてここに書いたことがあります。こちらです。
http://www.satosho.org/satosholog/2005/09/post_d232.html

 後見制度全体についてもいろんな問題が山積していますが、障害者の成年後見は、とくにやることがイッパイです。当面は、親の会と連携を深めたいと思っています。

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