ヒューザーマンション 2
足場は完全にはずされ、まわりの作業用のプレハブ事務所も撤去され、結構、きれいな感じになっています。
反対側の写真です。
ベランダがまだ設置されていませんので、なんだか普通ではないのですが、そこが却って美観をかもし出しています(笑)。完成前に、足場が撤去された事情は推測しかできませんが、足場業者へのお金が尽きたのでしょう。
いま、このマンションの所有権がどうなっているのか、なんて発想は野暮でしょうね。
新聞報道では、姉歯さんだけでなく、ヒューザーの社長、総研の関係者が逮捕されるようなことが書いてありますが、一般市民的な感覚すれば、捜査機関の動きは支持されるでしょう。
刑事捜査では、しかし、将来の予防的な提案ができるのかどうか大いに疑問です。会社関係者が逮捕されて、刑事罰をうけて、「事件は解決」では、ぜんぜん足りない。問われるべきは、なぜ見抜けなかったのか、ですね。
建築の日本法システムではあってはならない事態が生じたのです。マンションを購入した人は、まさか建築確認が通っているマンションが、強度不足だとは思わないでしょう。そのリスクを購入者が背負わなければならないのか(どうもそういうことになっているらしいのですが)I。役所の弁明は、データを偽造されてはどうしようもない、ということだと思います。では、データの偽造をなぜ見抜けないのでしょうか。答えは、書類に頼っているからではないでしょうか。
日本の公的インスペクションは、現場に足を運ぶことがほとんどない(人的・予算的パワーからみて仕方ないことなのですが)。書類と現実が違っていてもそれを完全にチェックできないようです。現実にはチェックできていないのに、チェックしたかのような確認を与えてしまっている。ここが問題なんですよね。
私とてしては、この建物、建築基準法の真実の姿を、分かりやすく表現するモニュメントとして、ずっと保存してほしいのですが、どうなんでしょうかねえ。無理でしょうねえ。
おっと、明日の仕事の準備をしなければ。。。
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