Simulated Client
先週と今週の法曹倫理の講義は面白かった。なにが面白かったのか、その内容を書くと差しさわりがありそうなので触れないが、講義形態がSimulated Client を使った点が面白かった。
事前に依頼をしたクライエント役の方に、講義に出席してもらって学生に相談してもらう。学生側は、なんとかうまくアドバイスをしようとするのであるが、クライエントはいわゆる「困った依頼者」なので、学生側はいろいろ苦労するのである。こういう教育方法は古くから使われていて、私も最初に使ったのは、もうかれこれ8年ほど前だったように思う。準備が大変なので、ここ数年、実施していなかったが、本年度の法曹倫理の教師団の中で、面白いからやってみようということになった。
Simlated Client (SC)の醍醐味は、教師との一問一答などという「双方向」では味わえない意外な展開を目の当たりにすることができる点にある。教師との一問一答は、一応方向が決まってて、大きく間違った方向へ動くことはない。しかし、SCは、時として意外な方向へ話しが展開する。今回の授業でも、意外な展開を見ることができた。参加した学生も意外だったと思う。これでいいのある。
この教育方法のもつ最大の欠点は、準備に時間と費用がかかる点である。これは、いまのところいかんともシガタイ。
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