饒舌から寡黙へ
以前、秋田県で起きた小学生殺害事件の畠山容疑者の供述を担当弁護士が詳細に記者会見で語ったことに驚きのコメントを書いた。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/06/post_367e.html
今度は一転して守秘義務を理由に寡黙になったようである。私はこれで良いと思う。
http://www.asahi.com/national/update/0717/TKY200607170568.html
「畠山鈴香容疑者(33)と接見している有坂秀樹弁護士が17日、秋田県能代市内で記者会見した。長女彩香さん殺害に関する供述については、守秘義務を理由に明らかにすることを拒否した。また豪憲君事件の動機については、嫉妬(しっと)のような感情と彩香さん水死の再捜査を求める気持ちの二つに今も変わりがないことを強調した」
私は担当弁護士としては、これでいいと思う。興味本位の覗き趣味から被疑者を守れるのはいまのところ弁護士だけである。一方で捜査機関側からのものと思われる情報の垂れ流しは続いていて、連日、朝のワイドショーが騒々しい。私には、このワイドショー報道にどのような社会的意味があるのか分からない。弁護士にしてみれば、多勢に無勢で困難極まる状況だとは思うが、彼が報道機関と一緒になってしまっては被疑者が孤立する。
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