親族後見人の横領
成年後見人関係の不祥事のニュースです。司法書士・弁護士・行政書士とありましたが、こんどは親族後見人
「業務上横領:精神障害者から現金着服 元後見人を再逮捕」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061020k0000m040135000c.html
横浜地検は19日、成年後見人を務めていた精神障害者の女性(69)の金約3800万円を着服したとして、川崎市中原区、会社役員(66)を業務上横領容疑で再逮捕した。容疑者は同女性から約240万円をだまし取った詐欺罪で起訴されており、判明した詐欺・着服額は4000万円を超える。
調べでは、容疑者は親族の同女性の成年後見人だった03年9月~04年7月、川崎市内の銀行や郵便局で女性の預金口座から計3792万円を払い戻し、着服した疑い。
容疑者は「女性やその母親の面倒を見ており、手をつけることに抵抗感がなかった」と供述しているという。02年8月に横浜家裁川崎支部から女性の成年後見人に選任されたが、財産目録を提出しないなど同支部の指示に従わず、04年7月に解任されていた。(容疑者の固有名詞は削除しました:Satosho)
毎日新聞 2006年10月19日 22時39分 (最終更新時間 10月20日 0時32分)
「女性やその母親の面倒を見ており、手をつけることに抵抗感がなかった」という話は、近くで面倒を見ている親族後見人特有の感覚ですね。
裁判所の監督というのは、この事件では、「財産目録を出さないので解任」ということです。横領された財産の回復は、後任の後見人の仕事となるでしょうが、実際は難しいのではないでしょうか。そうした被害を防ぐためには、解任のまえの実質的な指導や監督が必要ですが、それはいまの裁判所の人的資源を超えていると思います。
こうした後見人に対する研修や支援をする組織が必要です。
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