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2006/10/15

対話医療

 土曜日に、早稲田大学紛争交渉研究所(和田仁孝教授)主催のシンポジウム  「対話が拓く医療Ⅰ」というものに参加しました。

http://www.waseda.jp/kikou/lab/lab_p6.html

  よく趣旨を理解しないままシンポジスとを引き受けたのですが、全国各地から医師・看護師の方々が沢山参加される本格的なシンポジウムでびっくりしました。わたしには、自己決定について何か話せという要望がありましたので、障害者支援について日ごろ考えていることを医療に拡げてお話させていただきましたが、よく考えると参加の医療関係者の方々のほうが良く知っている話を、壇上で話してしまったように思います。釈迦に説法でした。
 ただわたしと一緒にお話をいただいた米村滋人先生(この先生は、東北大学法科大学院助教授で民法を教えておられますが医師で司法試験にも合格されている超エリートです)のお話が要領よく説明義務の法的状況を伝えていて、おなじくご一緒させていただいた稲津佳世子先生(九州大学医療システム学助手)のお話とあわせて、「同意書や説明請書にサインをもらうことが自己決定の保証したことを意味しない」というシンポのメッセージは充分にお伝えできたように思います。そこへわたしの「自己決定は共同決定」などという話が混ざったのでやや混乱したかもしれません。

 「医療安全と対話」についての鮎澤純子(九州大学大学院教授)先生と長谷川剛(自治医科大学助教授)先生の「対談」がこれまた面白く、また「アメリカにおける医療危機と改革」と題したエリック・フェルドマン教授(ペンシルバニア大学)の話が興味ふかいものでしたが、これについては別に書きましょう。
 昨日は、話をしたというより聞きに行ったということです。

 それにしても福祉や教育学関係の人もそうですが、医療関係の人も悩みを沢山抱えつつも元気な方が多くて、とても刺激を受けます。ついついこちらもメートルがあがります。というわけで少し?飲みすぎです(笑)。

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コメント

米村先生は、新進気鋭のすばらしい研究者ですねえ。ほんとにそう思います。なんてわたしがあれこれいうのもおこがましいですね。
 一番感動したのは、実際にいまでも臨床現場で診察をしていらっしゃることですね。まさにクリニックです。やはり重みが違いますよ。

投稿: satosho | 2006/10/17 01:03

稲津先生・鮎沢先生には医療決断サポーター養成講座でお世話になりました。第一期生です(そう言えば留守電で近々会いましょうとご挨拶を頂いてました)。受講後も世話人さんが中心になって同窓会や研究会を定期的に開いているのですが、こんな成果が出始めています。http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/change/20060125ik09.htm
このサポーター養成が医療現場だけでなく福祉(精神障害や知的障害の方の場合の)でどんな風に活用できるのかぜひ探って、と宿題をいただいているのですが。。

投稿: peko | 2006/10/16 11:06

面白そうですねぇ。米村先生は、今年の私法学会の個別報告(そのときは、因果関係論でしたが)をされていて、ご経歴にびっくりでした。いつもは形式的な経歴紹介のときに、会場が「ほ~」と沸いていました。

投稿: MOMO | 2006/10/16 10:06

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