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2006/10/09

熊谷事件

 二週間ほどまえの2006年9月26日に東京高裁は、埼玉地裁で死刑判決を受けたある被告人に、減刑して無期懲役の判決を言い渡している。マスメディアもいくつか取り上げていたが、ほとんどの方は知らないか、気づかなかったのではないかと思う。
 

この事件の被害者(一人が殺され一人が重傷を負った事件)は知的障害者の夫婦であった。養鶏場に住み込んで働いていた障害者夫婦に保険をかけたうえで、保険金取得目的で殺害を計画した経営者と、夫婦が住んでいる住居に灯油をまき犯行を実行した実行犯が犯行から10年以上たった2002年に逮捕され、経営者は無期懲役、実行犯は死刑を宣告されていたのである。この東京高裁の判決は実行犯に対するものである。

 障害者の世界では、この事件は熊谷事件と呼ばれる事件であるが、グーグルでいま「熊谷事件」を検索するとライブドア関連の事件が沢山ヒットする。時代の変遷ははやい。この被告人もすでに82歳。高齢である。民事のほうでは(相手が、この被告人相手であったか、元経営者相手であったかは忘れたが)和解が成立していると聞いたことがある。

82歳被告、死刑から無期懲役に 埼玉の殺人で東京高裁
2006年09月26日
 埼玉県熊谷市で89年4月、保険金目的で養鶏場従業員方に放火し、従業員の妻を殺害、従業員に大けがを負わせたとして殺人などの罪に問われた無職福島大三被告(82)の控訴審判決で東京高裁は26日、死刑とした一審・さいたま地裁判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。池田修裁判長は、福島被告に殺害を依頼した養鶏場経営者については無期懲役の刑が確定した点をあげ、「極刑を選択するのは刑の均衡を失する」と述べた。

 福島被告は69年8月に殺人と非現住建造物等放火の罪で懲役20年の判決を受け、犯行当時は仮出獄中だった。02年7月、犯行から13年ぶりに逮捕され、03年7月に一審で死刑判決を受けた。

http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200609260138.html

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