お世話になりました。
2006年は、いろんな人に出会いました。そしていろんな動きがありました。私も少しは関与しているものなど、いくつかの話題について今年の動きをあげます。(いわゆる10大ニュースの類ですね。10にはならないかもしれないし、順番も重要度とは関係がありません)
① 勤務先の法科大学院は3年目となり、最初の卒業生が新司法試験にチャレンジ。卒業生達は健闘ぶりを発揮してくれました。来年は4年目、議論も動きもより本格的になるでしょう。
ただそれも法律関係者の中だけの話で、一般の方には法科大学院ネタは、法律家が食えなくなるとか、ドタバタ不祥事関連の話題を別にして、どうでもいいことのようです。多くの人にとっては、興味と関心はいまひとつというところでしょうか。
法学教育についての書き込みは、こちらのカテゴリーにまとめてあります。
http://www.satosho.org/satosholog/cat5979561/index.html
② 受任あるいは関与事件は、年頭に数年越しの紛争(遺産分割調停と破産事件)が二つ解決してほっとしたところへ、名誉毀損案件が二つ、離婚案件が三つ登場。名誉毀損はいずれも決着をみましたが、離婚案件は2件が来年に持ち越しました。年末には、こちらも数年越しの訴訟事件が確定。こちらはまだ紛争としての火種が残っていますが、ほっと一息です。
訴訟などは起こしたくないと思いますが、やむを得ず提訴に踏み切った受任事件もあります(交通事故)。他方、被告側であれば、訴訟回避は選択の余地がない(これもあります)。とまれ教育活動の一貫としての事件受任としては、今年の数が限界かなと思います。しかも単独受任は期日の関係などからやはり難しく、一部例外的に単独にせざるを得ない事件を除いて、多くの人に助けてもらいながら進めるしかクリニックの場合訴訟受任はありえないです。こうした受任形態は、来年もそうだと思います。
ほかに相談や交渉案件が、少なくとも週に一回は飛び込んできており、多くの勉強をさせていただきました。来年も、このペースを維持したいと思っています。(もうすこし少なくするかもしれませんが)。
雉本朗造先生の思いを少しは味わっております。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/11/post_751b.html
http://www.satosho.org/satosholog/2006/11/post_4b34.html
ここに掲載した文章、来年はアップデートしてどこかに書かないといけませんねえ。
③ 千葉県障害者条例が成立しました。
2月議会、6月議会、そして10月議会。これは千葉県のローカルな話しですが、結構、全国的にインパクトを与えているようです。来年は施行に向けてよりいっそうの進展を期待したいところです。
http://www.satosho.org/satosholog/cat5574942/index.html
④ 船橋障害者総合相談機関としての「フラット船橋」が活動開始。
これ、ほんとにローカルネタで申し訳ないのですが、船橋市の障害者環境の充実にボディーブローのように効果を発揮すると思います。来年は更に期待したいところですね。
この立ち上げには、船橋市役所障害福祉課の並々ならぬサポートと、船橋市内の障害福祉団体の記録的な共同作業が1年以上にわたって続けられていました。関係者の皆さんに感謝です。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/12/__3f9e.html
⑤ 自立支援法施行。これはいろんな意見があれこれありましたが、なにはともあれ実施されました。私の住んでいる地域では、混乱は危惧されたほどでもなく、まずはほっとしています。
世間では、実に多くの意見が登場しました。どうにも良く分からないことが、この法律の運用には多くて困ってしまいますが、わたしは、この議論の中に福祉の現状(人々の考え)が詰まっていると思っています。これから介護保険との統合問題が次にやってくるのでしょうが、どうなるのでしょうか。
また自立支援法を考える基本的視座で支援型法という枠組みがあることを知ったのも、今年の成果ですね。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/12/post_35a8.html
ちなみにうちの次男は行動援護をいただきました。行動援護がまったくでなかった市町村もあるやの話しを聞くことがありますが、どうなんでしょうかね。
6)このブログが本格的にブログらしくなりました。
ほぼ毎日書くようになったのが、今年の4月からです。それ以降、沢山のアクセスをいただきました。まったく意外な人や知らない方から「見てます」って言われると、やはりウレシイものです。で、また書いてしまう(笑)。励みになります。
それにしてもNiftyの不安定なメンテ運営には閉口しますが、過去のデータという人質をとられている顧客としては、耐えるしかないのでしょう。来年の1月にまた24時間のメンテを予定しているようです。
nifty のメンテ失敗については、こちら→直接関係はないけど。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/12/nifty__32e7.html
7)成年(障害者)後見システム研究開始
育成会が「権利擁護システム研究プロジェクト」を厚生労働省の補助金を受けて立ち上げました。知的障害者の家族の方にも福祉事業関係者の方にも大変に影響の大きい事業だと思っていますが、これに参加させていただいています。来年の2月には一応の報告会を全国のブロックで展開する予定です。この研究、ぜひ継続していきたいものです。
http://www1.odn.ne.jp/ikuseikai/2006/sokuhou/108.pdf
8)PACガーディアンズ
7の事業の先行的事業として、千葉県の助成金も受けながら千葉県内での成年後見支援法人を立ち上げました。立ち上げは2005年の12月ですが、活動はもっと前です。助成を受けたのは今年の4月から。
活動内容は、後見人の方の支援、後見受任、コミュニティフレンド活動といったところになります。まだまだ展開の中で変わっていくと思いますが、来年はさらなる発展を遂げると思います。
PACガーディアンズの経緯については、育成会の機関紙「手をつなぐ」の2006年6月号に掲載していますが、下記にも掲載しています。
http://www.satosho.org/satosholog/2006/05/pac__e02b.html
9)家族のこととしては、やはり長男の大学進学ですね。これはうれしかった(親バカです、ハイ)。来年は、次男が養護学校の最期の年になります。
家族のことを書こうかと思ってはじめたブログだったのですが、実は、あんまり書いていません。なんとなく気恥ずかしい、といったところでしょうか。息子たちのプライバシーもありますしね。来年もこんなもんだど思います。
10)最期に、まったくの私個人ごと。人間ドックで検査結果のデータがボロクソだったので大反省でした。
秋から暮れにかけての後半は節制して持ち直したと思いますが、まだまだ体調は健康ではありません。私は外見が健康そうに見えるので、いつも損をします。実は精神的にも身体的にも弱い人間なのです。精神的に弱いことは10分も話せば相手に理解してもらえそうですが、身体的に弱いことはあまり理解してもらえません。体には生まれついての爆弾を抱えています(笑)。それを知っていてバカ飲みしているとはなんたることか。来年はよりいっそうの自省をしたいところです。
あれ?、トッピクスが10になっちゃった。ほかにも講演会活動やら知的障害者の模擬裁判やら、仲裁事件、民訴の話、法曹倫理の話しなど、色々ありますが、これぐらいにしておきましょう。大変に忙しい一年でありましたが、楽しい一年でもありました。お会いした沢山の皆様にも、感謝の気持ちでイッパイです。来年もすべての人にとって、どうか良い一年でありますように。
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