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2007/03/07

父親の役割

 更新から遠ざかっているうちに、春になってしまった。いくらなんでも少しは書かないと書き方を忘れてしまう。といってもこの間、いろんなことが起きているので、そのすべてを書く余力がない。まずは直近から。

 先週の土曜日に、船橋の「ひまわり親子教室」というところに行ってきました。前にあじさい親子教室の話しを書きましたが、「ひまわり」も同じく就学前の発達 の遅れが心配されるお子さんをお持ち方々の相談・療育の役割を担う船橋市の障害福祉課所管のサービスです。船橋市には、もうひとつ「たんぽぽ」というところも あるようですが、ここはたぶん私の子どもが通ったことのあるところでしょう。「あじさい」「ひまわり」「たんぽぽ」とは、なんとも就学前のサービスらしい 名前です。
 ひまわりは、場所的には私が前に住んでいた西船橋の近くに位置し、市が設置している「こども発達相談センター」に併設されているところです。 2年ほど前に作られた新しい建物の中の比較的ゆったりしたスペースになっています。船橋市自閉症協会のお母さんたちもよく利用しているそうです。

 今回は、あじさい親子教室での経験を活かして、私の話は短めにして、出席のお父さん方のお話を聞く、こういう方針で臨みました。これは成功だったと思い ます。私の話は1時間、それからお父さんたちのお話を1時間半ほど聞けたのです。今回、ご参加いただいたお父さんは、9名。うちお一人は、お父様ではなく て祖父の方でした。出席の方のご職業がコンピューター関係の方が多かったのには驚きました。5名の方がそうです。いろんな勤務形態があるようで、帰宅が遅 くなる方、定時に帰宅できる方、自宅で仕事をしている方と、いろいろです。
 ところで、私は、自宅で母親の手伝いをすることが父親の役割とは限らない、という話をさせていただきました。母親と子どもケアを共有する、これももちろ ん重要なことですが、父親は職業人として(母親が職業人である場合は母親もそうですが)、困難を抱えている人たち・子どもたちと関わっていく、それも重要 だと思っているのです。どんな職場にも障害のある方が働く可能性はあります、また現代は、福祉の関係者だけが障害者と関わっている社会ではもはやないわけ です。銀行、交通、警察、そしてコンビニ、銭湯などなどいろんなところで障害のある方と接する職業があります。そうした職場での活動を通じて障害のある方 もない方もともに生きていける社会の実現に努力する、これも父親の重要な役割です、と、いささかごタイソウな話をさせていただきました。そういう働きをし ている父親が、母親を精神的に支えることができる、そこまでいうと言い過ぎかもしれませんが、精神的に支えるのも重要な役割です。支援する人を支援する、 そんなところですね。

 実際、お父さんたちの中には、いろんな職業の方がおられて、なるほどそうかとうなづいてくださった方もおられました。システムエンジニアが障害とどう関 わるか、これは私は分かりませんがと口を滑らせたら、間髪をいれずに、いやホームページを作るとか、いろいろありうるとアドバイスを下さったお父さんもお られました。なるほど、なるほどです。

 お子さんが抱えている発達上の心配ごとも、いろいろな方がおられたのですが、そうしたお父さんたちが、一人で孤立しているわけではない、そんな雰囲気がかもし出されていくととてもいいなあと、期待をもったひと時でした。

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