昨日の日曜日
どうということのない話である。が、ちょっといろいろ考えた一日だったので書いておきます。つまり(なんで、"つまり"なのかよくわかりませんが)、昨日の日曜日は、ほんとにどこも混んでいました。まず道路の混み方が半端じゃない。船橋市内の一般道路でも、信号待ちの車が、何キロもつづいていた。いつもの休日以上である。
なんで、こんなに混んでいるのだろう、と次男と一緒にドライブしながら考えた。やっぱり、答えは一つ。帰省から帰ってきたものの、学校はまだ始まらない
し、子供をどこに連れて行ってよいのか分からないお父さんが、子供をドライブに連れ出したのだ。。。なんだ、僕と一緒じゃない、と思った瞬間に楽しくなっ
た。妙なものである。
実際、ショッピングセンターに行っても、スーパー銭湯に行っても、どこも子供とお父さんでイッパイ。うーん、お互い頑張ろうねえ、なんて思ってしまう。
昨日は、こんな想いに加えて合理的、という言葉についてもちょっと考えていました。これも大学人にとってはどうということもない平板な思考なのですが、研究者の合理性と研究対象の合理性を混同してはならないということです。
これは、なんでもない話でして、ある人の行動が合理的かどうかを判断するのに、それを観察・批評する人が、その人の合理性基準で判断するのと、判断対象となった人がもっている合理性基準で判断するのとでは、まったく違った合理性判断になる、ということです。
なんだか抽象的なので、昨日僕が思ったことを具体的に書いておきましょう。これは前に書いたかもしれないが、私の次男は、私とドライブに出るときに、ある特定の
シャツを着ることを私に要求する。たんすや洗濯物の中を探してそれを持ってくるのである。そのシャツは、季節によって若干の変動があるのであるが、いま
は薄手の長袖のシャツである。
私にとっては、これを着ろと要求されても寒い。しかし、彼にとってはそれを私が着ることがその日の行動予定、つまり、美味しいレストランに行って好きなものを食べて、し
かるのちにショッピングセンターに行って自分の好きなもの(決まったものである)を購入して、スーパー銭湯に行って汗を流して、風呂上りにジュース(これ
も決まったものである)を飲んで、という一連の行動計画の承認を意味しているのである。
そうした承認、行動計画を共有できるかどうか、そのコミュニケーションが特定のシャツを着ろというカタチで現れてくる。彼にとっては、それしか、その複雑
な一日の要求を表す術はいまのところ存在しないのであって、そのためにはどうしても、シャツを素材に意思表示を行い、そのシャツを着てもらうことを要求する
しかないのである。これは、彼の判断枠組みからは、きわめて合理的な選択である。(このあたりは、いわゆるいわゆるティーチの実践をやっておられる親御さんからみれば、ほんとになさけないほど初歩的なところでつまづいている親だと思われるでしょうね、そのとおりです、不出来な親なのです)。
このことに私も気がついている。しかし、その要求を呑むと、わたしは、この寒い冬空のなか薄手のシャツで外出をしなければならない。ダメなの!!。と以前
は怒っていた。しかし昨日は違った。もうちょっとまえからそうだったのであるが、これもコミュニケーションと考え、シャツを二枚着ることにした。
はたからみたらおかしなオッサンだと思うだろうなあとは分かっている。でもそれは、ハタからみた話であって、薄手のスポーツシャツと厚手のスポーツシャツ
を二枚重ねてきているおっさんは、自分の子供とコミュニケーションをとっているのである、と思ってほしい。それを研究対象の合理性と、研究者の合理性の区
別という言葉で納得している、どうしようもないリクツッポイおっさんなのである。街中で見かけたら、ぜひ応援してほしい(すくなくとも笑わないでほしい(^_^;)
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コメント
momo さん、ありがとうございます。やっぱり笑われてしまいましたね(意味が違うか・笑)。
薬、飲んでくれないと困りますよね。NANAくんの「合理的」な理由があるんだと思いますが。そのせいで1週間ほど、風邪が長引くんだからNANAもタイヘンでしたね。でも治ってよかったよかった。
それにしてもわたしもコミュニケーションの方法を考えないと、そのうち風邪を引きます。風呂にいっても子供は水風呂が好きなので、二人で修行しているような感じです。。
投稿: satosho | 2008/01/15 17:29
あはは・・・先生、面白いです。おっしゃっていることはよく分かりますし、ものすごく共感できるし、この「理屈っぽさ」がたまらない((爆))!!大丈夫、2枚重ねだからって、いちいち注目しないですよ。
うちは、三連休の中日に息子が熱を出しまして、どう見ても風邪なので、市販の薬を与えましたが、見事に拒否されました。彼は、「いつも行ってるお医者さんの薬」でないと、ダメなのです。それはよく分かるのですが、休診日ですから、親としては、2日間、拱手、傍観しているわけにはいきません。2回ほど何とか飲ませましたが、3回目はパニック寸前・・・私はしつこく粘りましたが、夫が「もうやめとこ」と諦めました。今朝、一番に小児科へ連れて行き、薬をもらってきました。機嫌よく飲んでいます。何だかなぁと思いますが、これも仕方ないのでしょうね。
投稿: MOMO | 2008/01/15 11:56