忙中閑あり
日曜日はぶっ倒れるように寝ていた。2月に入ってなぜか予定が立て込んでいて、そのピークが先週だった。講演4つに裁判二つ。その合間に準備書面の打ち合わせ、教授会やらNPO法人理事会やら。土曜の北九州日帰りでその山も越えた。夜半に北九州から家に帰って酒を食らって昏々と寝ていたのである。去年の後半から、こういう状態になることが一月に一回ぐらいある。もう動けない、というところか。
北九州市へ日帰りは、行きの飛行機の中は寝ていたが、博多からの電車の中では、外の風景をボーっと見ていた。ビル、家、川、風景がどんどん流れて、変わって行く。ボーっと眺めていて飽きることがない。
ふっとそのとき思った。次男も、これが同じように好きなのではないか、と。
知的障害者がひとりでボーっとしていると、何かしら周りは心配になるが、最近、私はそれもいいなあと思うようになってきている。
昔の私だったら、その気持ちが分からなかっただろう。時間の無駄遣いというか、非効率、生産性がない、そんな想いに急かされて、なにもしない時間が不安
なのである。電車に乗っていても、本を読むか、テープかCDを聴くか、なにかしていないと時間の使い方がうまくない、そう考えていた時期があった。そんな想いの人間が、ボーっとしている人をみると、なぜボーっとしているのか理解できない。ボーっとしているのはやることがないからだ、とか、なにもする能力がないからだ、とか考えて、なにかしら心配するのであるのである。ボーっとしている人からみれば、大きなお世話であろう。ドライブの車の中でボーっと外を見ている次男も同じ思いではないかと思う。
私も、通勤電車の中でもまったくなにもしない。ボーっと外の景色を見ている。毎日のように見ている風景でも、ボーっとみていると結構、面白い。寝てしまうこともあるが、結構最寄り駅の近くで目が覚める。なかなかのものである。
そんなこんなを考えながら北九州でもいい方々に出会えた(唐突な書き方ですいません)。他の講演会や会合でも出会いは楽しかった(除く教授会・これだけはいつもゲンナリくる)。先週は、何人もの方と出会い、語らったが、ホントにいい週だったと思う。今週はどうだろう。楽しみである。
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