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2008/03/20

子供の卒業式

 昨日は養護学校の卒業式であった。午前中で終わり。6年間お世話になった学校である。最近は、不登校が続いていたので、なんとか最期の日だけでも出席させたいと思っていたが、まさに「なんとか」出席してくれた。
 

 養護学校の卒業式(卒業式に限らないが、公式行事)は面白い。厳粛な式典なのであるが、その中で子供たちは、自分の個性を 発揮する。突然、走り出す子供、奇声をあげる子供、体を前後にゆすっている子供、みなそれぞれの自己表現である。まわりの先生も理解しているので、それは それとして見守りつつ、粛々と式典が進行するのである。子供が学校に入った当初は、いろんな状態の子供がいるのであるから、全員が共同歩調を取る必要があ るような卒業式などの式典を、無理にやる必要はないのではないか、などとも思ったが、要はやりようである。その子供にあった支援と個性への理解があれば、な んとか実施できるし、こういうオゴソカな式典があると、さすがにコトバのない私の子供のタイプでも、いつもとなんだか違うなあ、というのは分かる。そして 区切りがつくように思う。自分でもう明日からは不要になる上履きを袋に入れて学校を後にした。
 これで次男の学校生活は終了した。親もこれで一つの区切りである。むしろ、親の方が、この「区切り感」は強いのかもしれない。知的障害のある子供が背広を着てネクタイをしめて式典に参加してくれているのを見ると、その区切り感もヒトシオである。親バカである。

 午後、私よりも大先輩の親御さんたちの会合(知合の通所施設の保護者会)で成年後見に関わるお話をさせていただいた。その施設は、比較的重度の利用者の 多いところである。いつも自分たちがくつろいでいる食堂を、保護者が占拠してなにやら会合をやっているというわけで、何事かと見学しにくる(というよりぶ らぶらと入ってくる)利用者さんがいる。これがまた楽しい。これも全員の共通理解があるから、講演中であれ、打ち合わせ中であれ、誰も不思議に思わ ない。この共通理解を、障害のある人とその家族以外の人たちのところへ、どれだけ広げられるか、そんなことを思いつつ、帰宅した。

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コメント

則武さん、はじめまして。
次男の卒業、リクツ抜きに祝福いただいてありがとうございます。
「共通理解」は、そうですねえ。そうかもしれません。でも、幻想って言ってしまうと身もフタもないように思いますので(苦笑)、「夢」と言ってはどうでしょうか。現実は現実だとしても、あきらめない、現実に少しでも積極的に関わる、そんな想いでいます。

投稿: satosho | 2008/03/20 17:56

MOMOさん、ありがとうございます。
私自身もセレモニー系が苦手でして、卒業式だの入学式だのはできるだけでたくない、結婚式なんてのはできるだけ勘弁してほしいというタチなのですが、子供のこととなると違いますねえ(親ばかちゃんりんです、はい)。
国立科学博物館で、ダーウインですか。相変わらずいい趣味してますね、NANA君は。お天気がいまひとつ冴えないですが、じっくり、ゆっくり堪能できるといいですねえ。

投稿: satosho | 2008/03/20 17:45

ちょいちょい立ち寄り、フン、フンと頷く時、そ~かな~と思う時、と楽しんでおります。何の気まぐれか、初めてのコメントです。

ご卒業おめでとうございます。理屈ぬきで、バンザ~イと叫びたい気分です。

でも、共通理解なんて幻想では?

投稿: 則武 隆良 | 2008/03/20 16:53

次男さんのご卒業、おめでとうございます。それなりに「普段とちょっと違う、よそいきの」、だけど、それぞれの個性をつぶさない卒業式、いいですねぇ。
今日は、大学の卒業式でした。私はセレモニー系が苦手ですので、可能な限り逃げているのですが、今年は人数が足りないらしく、朝からかりだされました(式には出なくても、毎年、ゼミ生に卒業証書を渡さなければならないので、出勤するんですけどね)。夜は卒業パーティーですから、1日仕事です。
明日からは、東京の国立科学博物館へ行きます。予定では2日間、ダーウィン展と常設展で遊ぶらしい・・・最近、ストレスをためている息子のために、覚悟していきます(涙)。

投稿: MOMO | 2008/03/20 15:00

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