成年後見の講演(横浜・板橋・まんぼう・JDS)
昨日、横浜の都築区に行ってきました。横浜のセンター南という駅近くの「まちずくり館」という建物(この建物も含めて、この街はずいぶん整備された近代的な美しい街並で驚きました)で横浜市都筑区社会福祉協議会障害者福祉分科会主催の会合があり、成年後見のお話をさせてもらったのです。
10時半から始めて、20分ほどのビデオをはさんで12時40分までお話させていただきました。会場の方にお聞きすると、成年後見の話を聞くのは初めて
という方も約半数ほどおられます。まだお子さんが4歳だというお母さんもおられます。2月23日に、品川の太陽生命ビルで行われた日本ダウン症協会(JDS)の会合
でも、やはりお子さんが3歳だというお母さんがお二人おられました。
昨日の会場全体の雰囲気も高齢の方もおられますが、30代から50代までの方がかなり参加されています。2月7日に船橋の「まんぼう」というNPO法人
主催の会合でもお話させていただきましたが、ここはむしろ若い親御さんが多く、60歳以上とお見受けする方は数人おられた程度です。2月27日に板橋の育
成会でお話させていただいたときも、いろんな年代の方がおられ、若い親御さんも沢山おられました。このところ成年後見制度へ関心を持つ方々の年齢層が、確
実に若くなっていることを実感します。しかも主催団体に多様性が出てきたことがまたうれしいところです。親の会も育成会だけでなくJDSが興味を持ってくださいましたし、まんぼうは、地域で子供あずかりをやっているNPO法人です。昨日の横浜は社会福祉協議会です。組織にとられ割れずに、とにかくやれるところでやっていく、元気な人がいるところでやっていく、そんなところでしょうか。(社協といえば、先日のPACガーディアンズの養成講座にも社協の方が何人か参加されていましたし、後見支援そのもの積極的に取り組んでいる社協もすでに数カ所あります。この話題はまたにします)。
いずれの会合でも、成年後見の話は初めて聞くという方が過半なので、お話の時間は、どうしても2時間以上かかります。一通り話そうと思うと2時間半ぐら
いです。おもしろい話だけに焦点をあてて、興味と関心を持ってもらえればそれでよい、という講演スタイルもあるかもしれません。その方が時間も少なくてす
みます。しかし、わざわざ会合においでになる方々ですから、興味と関心はすでにお持ちのはずです。しかも私の話の内容は、成年後見は毒にも薬にもなる。ど
こが毒なのか、薬になる方法はなにか、その手当ができるまではあわてて申立てをしない、しかしバックアップ法人は急いで作ろう、コミュニティフレンド活動
にも力を入れよう、などそれぞれ関連した事項をセットで話しますので、一部だけを切り取ることが難しいのです。切り取るとなかなか私のメッセージをお伝え
できないところがあります。
これに最近は「親心の記録」なんても話も付け加えたいのですが、とてもそんな時間的余裕がないのが残念です。
途中、休憩を挟んで1時間15分ぐらいのコマを二回、計2時間半ぐらいやらせてもらえると丁度いいかなあと思うのですが、主催者側の事情もあり、なかな
かそんな余裕はないようです。質疑応答も含めると軽く3時間になりますからねえ。ダウン症協会の会合では、3時間ほど時間をとっていただいたのですが、実
は、それでも足りないと思ったほどです。お聞きになる方からすれば、とても長時間に思われるでしょうし、これが限界ですね。なかなか成年後見支援の話は難
しいといわざるをえません。ショートバージョンとフルバージョンを作らなければいけないなあ、と思いつつ、なかなか頭がフルに回りません。これは今後の課題です。
そんなこんなで、長時間で内容がギュウギュウに詰まった話なのですが、どこへ行っても、参加された方々はとても真剣に私の話を聞いてくださいます。あり
がたいことです。質疑応答の時間が残れば、かなりの質問が出ます。後見報酬などのお金の問題、後見人の解任の問題、複数後見の問題、法人をどう作るのか、こうした質問が多いのですが、あ、そうかこんな疑問もあるんだと改めて気づかされるような質問も少なく
ありません。
2月から3月にかけてなんだか講演ツアーをやっていたような日にちが続いていましたが、それも一息ついたように思います。体力的にはきつかったけど、振り返ってみれば楽しい数週間でした。
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