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2009/12/29

軽い一票と剥奪される一票

暮れも押し迫った28日に大阪高裁で、先の政権交代を実現した衆議院選挙の選挙区割りが「違憲」であると判断された。画期的な判決だそうだが、どのみち選挙は無効だという結論は出さないのであるから、あまり興味がなかった。ところが、今日の新聞を読んでいると、一票が一番軽かったのは千葉四区だったという。
 え、それって私が住んでいるとこです。。。

そうかあ、私の一票は軽かったのか。。。初めて知ったこの事実、とはオーバーか。とはいえ選挙無効の行政訴訟を起こす意図 はないし、先の総選挙の結果はあれはあれで良かったので無効にされては困る(satoshoは民主党の支持者というわけではなく典型的な無党派層である: 念のため)。

それよりも、格差でそんなに騒ぐのであれば、毎年2万人から3万人の人が選挙権を剥奪されていることを、マスコミはどうして問題にしないのだろう。

これこ そ違憲だ。いうまでもなく成年後見の利用者の方々である。

成年後見を利用した人は、選挙権も印鑑登録も剥奪され、金融取引からも排除される。これが日本の 制度であり、選挙権についてはすでに多くの人が問題を指摘している。が、マスコミが取り上げることもなければ、無効訴訟を起こしてみようかという著名弁護 士(今回の大阪高裁の代理人には名前はでてないけど久保利さんが入っている)もいない。

逆にどんどん後見を利用しましょう、と選挙権の剥奪をあおるような 言説が「権利擁護」のなのもとにあちこちで巻き散らかされている。

 実はかなり前に、成年後見と選挙権の話で訴訟を考えたいという相談を受けたことがある。そのときは、ご本人が「さらしもの」になるデメリットの方が大き いという理由で消極的な回答をしていたのであるが、こうも問題をスルーされるようでは、そろそろ。。。。いやいや私のような無名のストリートロイヤーには 似合わないなあ。それに訴訟やっても「判決理由の中での物言い」をつけるだけで、結局「無効」にはならないだろうし、訴訟の意味はご本人にとってはきわめ て限定的なものになるのは目に見えている。難しいところである

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