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2010年3月

2010/03/30

浦安事件、上告はなし

浦安事件、浦安市に続いて千葉県も上告をしない方針をかためたようですね。
これで事件は、ほぼ収束をしたことになりましょう。

当事者の皆さんには、それぞれの想いがあるでしょうが、社会的には、被害者側、加害者側それぞれに、こうした事件が生じたときの対応のありかたについて、検討がなされてしかるべきですね。被害児童の話を早期に可視的な形で聞いておく制度が現場にあれば、そののちの事件の動きが変わったものになるはずです。

先週の土曜日あたり、またぞろ体調を崩していて、こんどは(も?)目の調子が悪くて今日はここまでです。
では。

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2010/03/26

浦安事件控訴審判決(補助参加など)

浦安事件控訴審判決については、マスメディアの報道では分からないのですが、仮執行宣言がついていたようですね。つまり、判決の確定がなくとも千葉県と浦安市に対してお金の支払いを求めて、拒否されれば強制執行(差し押さえ)をすることができるということですね。
 最近、自治体が裁判所の判決を無視する例がでていて、鹿児島県の阿久根市長が裁判所の支払い命令を無視して、市有財産の差し押さえを受けているのは有名です。さて浦安事件はどのような展開になるのか、まだまだ紆余曲折がありそうです。

それからこの事件の控訴審では、一審の被告であった元教諭が補助参加しています。この人に対する判決は請求棄却(つまり元教諭の勝訴)で確定していますから、すでに訴訟上の当事者ではなくなっているわけです。しかし、この事件の争点は、この人が猥褻虐待行為をしたかどうかにあるわけですから、実質的には、この人がもっともこの訴訟に関心をもっていると言ってもよいでしょう。

第一審判決には(勝訴しているため)みずから控訴できないので、控訴審では補助参加をされたわけです。県側に参加したのか、市側に参加したのか、それとも両方に参加したのか、そこのところは分かりません。

控訴審判決は一審以上に猥褻行為を認定したわけですから、この判決にもっとも不満をもっているのは、この補助参加人であることは想像できます。

県や市が上告受理申立をするかどうかは、まだ分かりませんが、この補助参加人が上告受理申立ができるかという問題があります。そして、これは可能です(認められるかどうかは、前に書いたように事実認定の話ですから非常に厳しいとは思いますが)。民事訴訟法の45条の1項や2項の解釈問題です。いつまでできるのか、被参加人(県や市)が上訴権を放棄したり、上告をしなかったりした場合にもできるのか、いろいろ民訴的には細かな議論がありえますが、できるかできないかと聞かれれば、基本的にはできるという回答になるでしょう。

以上は、別に訴訟の関係者ではないので、まったくの外野の余計な議論ですが、民訴の関係で興味があったので書いておきました。

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2010/03/25

浦安事件控訴審判決

 24日は障害者関係の判決が二つ報道されていた。ひとつは自立支援法訴訟の和解。これは長妻厚労大臣が就任早々に和解路線を表明していたので、いわば既定路線。
 もうひとつの大きな判決が標記の事件。当ブログでも地裁判決にコメントをつけたことがある。
http://www.satosho.org/satosholog/2008/12/post-e3c7.html

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2010/03/19

近況

 先月中旬に京都大学に行ったことを掲載してからずいぶんになる。2月、3月は、講義がないのであるから、試験の採点が終われば、ゆっくりできるかと思っていたら、まったく逆だった。あれこれのイベントは予定されていたが、突発的な不幸があったり、突然の面談が入ったりで、頭の中がくらくらするほどふりまわされる生活でした。
 2月下旬には、全国権利擁護支援ネットワークの大会が勤務校を会場にして実施されています。2月26日と27日の金・土の二日間に亘って開催され、一日目はシンポのコーディネータとして参加しました。これは、また別に書きましょう。その翌週は、鳥取。これも土/日です。次の土曜日は栃木でした。明日の土日は、久しぶりにゆっくりできそう(o^-^o)
 その次の3月27日はPACガーディアンズの事例検討会とCF養成講座が予定されています。事例検討会は、養成講座の修了者むけのクローズの会合ですが、CF養成講座は、オープンで、ソプラノ歌手の方をお招きしてみんなで楽しむ企画です。これ、PACGのサイトで詳細を掲載しないといけないですね。県外からもお客様がおいでになるとか、私がどれぐらい参加できるかわからないのですが、とにかく顔は出すしかないですね。

 弁護士としての仕事やら授業準備やらもありますし、日弁連会長選挙もあったりしてます。事件のことは書けませんが、ドラマですね。
 ともかく、あまりに沢山のことが起きているので、すこし自分で頭を整理してみないと。
 

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三丁目食堂、その後

以前、このブログでも取り上げましたので、掲載しておきます。

北海道新聞の記事です。

札幌・三丁目食堂問題 「不起訴相当」検察審が議決

 札幌市白石区の「三丁目食堂」(閉店)で働いていた知的障害者4人が過酷な労働を強いられ、障害年金を詐取されたとされる問題で、札幌検察審査会は、監禁や詐欺などの容疑で告発された元経営者の女性(81)を不起訴とした札幌地検の処分について「不起訴相当」と議決した。議決は17日付。審査会は、女性の説明や関係者の証言などから「監禁罪は嫌疑がない。詐欺罪などは証拠がなく嫌疑不十分」と結論づけた。

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