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2010年4月

2010/04/30

レモンの木

 結局、昨日の連休初日は、一日、家に家族ともどもたむろして、庭いじりをしていました。
 次男は外出したいという意思表示を明らかに示していましたし、私も外出させたいという思いがあったのですが、その思いの結節点というか、サインである衣類がなかったので、結局、外出できなかったのです。このあたり、自閉症の家族でない方々にはなかなか分からないでしょうね。
 ま、今日について言えば、外出しても渋滞だらけですからねえ。庭いじりぐらいが私にとっては良いのかもしれません。次男にとっては、不満だったでしょう。でも、いつものことですからそれほどパニックにもなりません。我慢強いと思います。
我が家の庭には、3メーターぐらいの高さのレモンの木があるのですが、おかげさまで、かなり無駄枝を処理しました。
 さて、明日は、どうなることやら。といいつつ、明日は、私が仕事なので、家族は自宅でゆったり過ごすのでしょう。いつもの風景です。

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2010/04/29

連休始まる

始まりましたね。ゴールデンウィーク。数年前、少なくとも去年までは、この時期が来るのが嫌だったのですが、ことしはそうでもありません。

 これまでが、なぜ嫌だったかというと、学校も作業所もオヤスミになるので、障害者の家族としてはどうすごしていいかわからないからです。これは拙宅だけではなくて、障害のある方とそのご家族のご家庭は、多かれ少なかれ同じではないかと思います。

 ガイドヘルプは、この時期はどこもいっぱいで、ほかの方の予約が沢山ありそうな時期は、申し込み自体を控えるのが我が家の奥ゆかしさなので、結局家族だけでこの時期を乗り切っていました。

 で、今年はというと、連休も平日もなくなっていて、子どもにとっては毎日が連休みたいなもので、とくにゴールデンウィークだから、どうしたこうしたということもありません。日々の暮らしと変わりなく家族だけで暮らすことになります。むしろ、いつもは仕事で家にいない私がいることができるので、すこしはマシなのかと父親としては思うのですが、家人としては、あまり役に立たないと思っているのでしょう(苦笑)。ガイドヘルプの方も二日ほどお願いしていますが、なかなか対応が難しいようで徒労感を味わっておられるのではないかと、心配です。

 今日は、ちょっと離れた福祉法人が、この時期のイベントとしてお祭りをやっているらしいので、そこまでドライブと思っていたら、ちょっと出かけるのが遅くなって、やっぱり役に立っていません。なんでイベントが昼でおわりなんだろう。
 はてさて、いきなりアイデア枯渇です。さーて、なにしてすごしますかねえ。車で出掛けても、どこも渋滞だろうしねえ。

 結局、どこにもいかずに自宅で原稿書いてたりして・・・・。

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2010/04/26

知的障害のある自閉症者の状態が改善?

ほんとならすごいニュースだ。

 

自閉症:オキシトシン投与で知的障害者の症状改善 金沢大

 

 脳内ホルモンの一種「オキシトシン」の投与で重度の知的障害のある自閉症患者の症状が改善したと、金沢大・子どものこころ発達研究センターが23日、発表した。主治医の棟居俊夫・特任准教授は「知的障害のある患者で効果が確認された例は初めて」としている。

 

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2010/04/25

日曜日のひととき

今日は、成年後見人をさせていただいているかたの老人ホームを訪問してきました。ご本人はお元気で何よりでした。わたしが後見人であることは全く理解していただけないのですが、穏やかな表情のお顔を拝見して、短い時間でしたがひとときを共有できてよかったと思います。やはり成年後見業務は、ご本人あわないとだめですね。ホームの方も喜んでくださいました。

 午後には、子どもとドライブ。いつもの道が渋滞していました。幕張でなにかあったのかなあ。夕方まで走りまくっていたら、夕日が綺麗でしたねえ。

追記:それにしても、二日前のネンザはなんだったのだろう。今日は、走っていた。すこしビッコを引いていたが。。。

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2010/04/24

身の程?

 私はしがない中年(初老か?)のおっさんに過ぎない。そんな私にとって、社会活動は、やらせていただけるだけで幸せ、と考えてきた。福祉関係の役職は、そんな思いから、依頼をされれば、できる限りお引き受けしてきた。福祉法人の理事とか第三者委員とか、各種団体の役員とか、自治体の「なんとか」委員(自治体の委員はなんだか長い名前のものが多い)とかである。

 ところが、さすがに時間の調整がつかなくなったし、もう少し自分の時間をつくりたいと思い直して、任期切れやきっかけをみて、軒並みご辞退申し上げはじめている。この一ヶ月の間に、5つほどご辞退をさせていただいた。それぞれしっかりした団体なので、私ごときがいなくとも実害はないとは思うのだけど、「残念です」と言われると、ほんとに申し訳ないという気持ちになる。

 それでもまだまだ、いくつか残っている。なんでこんなに引受けてしまったのだろうと、自分自身にあきれている。ケアというのは、専心のことだとどこかで読んだが、こんなにあれこれやっていたのでは、どれひとつとしてケアできていない・いなかったのではないか。最近、反省することが多い。

 今日、子どもが足を挫いた。そとへ出たくないというのを、無理矢理外出させることもあるまい。足を挫いていれば、なおさらだ。ひきこもりもまた楽しである。まずはゆっくり、ゆったりと家の中で時間をすごそう。

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2010/04/20

いま地方が面白い?(意味が違う?)

■ここはほんとに話題にことかきませんね。 
提案者も反対、阿久根市長不信任案全会一致
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100419-OYT1T00453.htm

■阿久根市につづけ、か?
「“政争の町”は泥沼の3年目」 
http://www.mbs.jp/voice/special/201004/15_28638.shtml

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2010/04/18

弁護士人口論は、無意味だと思うけど・・・

最近、弁護士人口と法曹養成に関する議論が、またぞろ再燃している。
新司法試験の合格者を1000人程度まで縮減すべきであると主張する人が日弁連会長になったことが影響しているのだろうが、政府筋と思われるところからは、この日弁連の動きに冷ややかな反応が出ていることが報道され、改革推進派(合格者を減らす方ではない、増やす方である、念のため::日弁連内部の改革派と世間の司法改革派とは、まったく逆転しているとみてよい)からは、3000人の合格者を実現するようにという提言が法務大臣に提出されているようである。

再燃を伝える産経の記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100411/trl1004110702000-n1.htm

3000人の実施を提言する意見(最近のものですよ)
http://www.moj.go.jp/content/000036362.pdf

 私が地方の福祉関係者と話したときには、一様に弁護士人口の増加を歓迎している。いままで相談がなかなか難しかったが、最近、若い元気の良い弁護士さんが増えて、とても相談しやすくなった、というものである。
 ところが日弁連会長選挙では、その地方の弁護士さんが増加に反対していて、それが、多数派を弁護士会内部で形成されたということである。

 結局、弁護士人口論については、弁護士会対国民という対立図式になりつつあるのかなあ、とうのが私の見方である。まあ国民を敵に回して弁護士会がどこまで頑張れるのか、国民はこんな問題にあまり興味がないだろうから、意外に頑張れるかもしれない、かも、と思ったり、そうなったら法科大学院教師としてはやや困るなあと思ったり、まあ、いろいろな思いはあるけど、どのみち「まず数ありき」の、あまりまっとうな議論ではないと思っているので、根っこのところではどうでもいいと思っている。

 しかし、2点ほど指摘をしておきたい。

その1) どれだけ弁護士が増えても、国民の司法ニーズは満足することがない。
結局、タダで気軽に相談できる法支援の場所がないと駄目なのである。これはアメリカのように法曹人口が多い国であっても非弁活動への国民的ニーズが根強く存在することから確認できる。

その2) 法曹人口を増やさないで、現行の弁護士法72条をたてに、弁護士以以外の法律業務への関与を否定するのであれば、弁護士会は、日本最大の人権侵害団体であるとの批判を覚悟するべきである。
 財産のない高齢者や障害者の福祉の現場をみればいい。自分たちは担当しない、しかしほかのヒトが担当するのは非弁で禁止する、というのでは、権利擁護はなりたたない。

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2010/04/16

月曜日の出来事

月曜日は講義やら会議やらが入る曜日である。
今週の月曜日もそうで、朝からの講義、昼メシを食いながらの講義準備の打ち合わせ、そのアトの教授会をこなして、その間にかかってくる相談の電話をこなし、明日の講義の資料に目を通し、頭がまったく空白状態になりながらも、しかし役所で呼びつけられていて、権利擁護の名前を使った「つるし上げ」会議で弁明をせよ、と役人から言いつけられて、晩飯も食わずに役所に赴き、2時間にわたって「つるし上げ」を受け、へろへろになって夜10時すぎに自宅に帰ったら、家人が急病で寝込んでいた。

我が家の子どもは、ほとんど外出をしなくなって3年になる。この日も自宅にずっといた。布団の中でうずくまる家族と、なにも食べものがなくて不機嫌な子どもと、一日、二人は自宅にいたわけである。誰の助けもない。誰にも助けを求めることもない。これが障害者の家庭である。

夕刻に帰宅して呆然としている長男と慌てて近くのコンビニで、焼きそばやほかの食べるものを購入して、ぼそぼそと食った。そして、もう夜の12時も過ぎようかというころに、なぜか腹立たしくなった。

障害者の母親は病気もできない。この20年間というもの、家族は旅行らしい旅行をしたこともない。今日はついに(というか前にもあったのであるが・・)、うずくまる家人と空腹を伝えることのできない子どもとが二人きりで時間を過ごし、その間、本来は駆けつけるべき父親はナニをしていたのか・・・。

私はいったいなんのために、この千葉で権利擁護活動を行ってきたのだろう。千葉県というのは、いったいいつから勧善懲悪、つるし上げの権利擁護をする社会になったのだろう。かりにそんな地域社会が千葉県だとして、だったら私の家族の生活や権利は、どうなっているのだろう。いったい、なんで私の家族は、こんな生活を強いられるのだろう。

深夜に焼きそばを食ってビールを飲みながら考えた。結論がでようはずもない。ただ、一点明確なのは、父である私が家族を見守っていない、という現実である。家人が病に倒れ、子どもが空腹にうめいているときに、父親は、役人にお叱りとご指導を受けていた。家人が急病だからと帰ることは許されない。

 私は父親としてもっとマジに人生を考えないといけない。重度の障害者の母親が病気になっても、誰にも助けを求めることができないような街に住んでいて良いのだろうか。いやいや街のせいにしてはいけない。この街やほかの街では、ちゃんと助けを求めたりしている人がいる。その人達はちゃんと旅行にも行ったりしている、ずいぶん前に、それに混ぜてくれとお願いしたことがあるが、断られた。当然だろう。その人達は、そこまでの生活を作るのに大変な努力をしているのである。そこへほかの家族が入ったら迷惑この上ないに違いない。自分の家族の為の生活は、実は、自分で作るしかないのである。そして、私は、家族の為になにもしていない。問題は私なのである。

そんなことを考えた月曜日であった。


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2010/04/15

浦安事件続報

浦安女児虐待事件については、すでに県や市からの上告はないということはお伝えしておりましたが、補助参加人も含めて上告はなく、高裁判決で確定したようです。

法的紛争としては、刑事・民事ともこれで終結をしたわけですが、その後、浦安市に対して被害者側支援団体が、謝罪要求を提出してまだまだもめているようです。これは、一見しますと民事判決が猥褻虐待を認めたので、それを根拠に謝罪をしろという体裁をとっていますが、市の監督責任はいずれも否定されているわけで、「判決を根拠にして」市当局に謝罪をしろと要求するのは、論理的に飛躍があります。しかし、これは法論理的な話であって、謝罪要求は政治的な話のようでありますから、私は論評するつもりがありません。つまり、謝罪要求が間違っているとも正しいとも「政治的」には結論がつかないはなしであって、結論をつけるのは、次の市長選挙の時の浦安市民の判断なのでしょう。

この事件は、民訴的にも興味深いものがあるのですが、判決というものが政治的に利用されるときの姿を映し出しているという点でも大変、興味深いものです。判決はどうあれ(つまりかりに完全敗訴判決を受けたとしても)、原告支援者側は市当局に謝罪要求を突きつけたのではないかと私は思うのですが、だとすると、民事の判決は大きな紛争の流れの一里塚、そんな位置づけなのかなあと思うのです。

ま、それはともかく、猥褻虐待行為がなかったといいはる浦安市の主張は、法論理的にはありうるのでしょうが、そこまで主張できるほど調査したのかなあ、調査が足りなかった、これぐらいは言ってもいいだろうし、いうべきなんじゃないかなあというのが私の印象です。    あ、政治的にコメントしてしまった(笑)。

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2010/04/11

なぜ同性介護ができないのか?

もう三日ほど前のニュースになるが、千葉県一宮市にある青松学園という入所施設で、生活支援員の男性職員(23歳)が、利用者に暴行を働き、妊娠させ、女性が死産していたことが報道されていた。

毎日新聞のニュース。 4月7日

準強姦容疑:知的障害者に暴行、生活支援員を逮捕 千葉

 千葉県一宮町の障害者支援施設「青松(せいしょう)学園」の生活支援員だった男が昨年1月、重度の知的障害を持つ20代の女性入所者に性的暴行を加えたとして、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕、起訴されていたことが関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、男は、昨年1月下旬の夜、同施設内で、知的障害のため意思表示できない女性を性的に暴行した疑いが持たれており、容疑を認めているという。女性は暴行を受けて妊娠し、昨年8月に胎児を死産した。DNA鑑定から父親が榊田被告と判明したという。

 青松学園や県などによると、被告は事件当夜、別の男性職員と2人で夜勤だったが、男性職員は仮眠し、気づかなかったという。

 青松学園を運営する社会福祉法人「児童愛護会」の施設長(53)は「被害を受けた利用者や家族に申し訳ない気持ちだ。入居者を守る立場だったのに、なんと言っていいか」と話した。【森有正】


毎日の報道は、施設の名前も施設長の名前も、そして加害者の男性の固有名詞もみんな出ている。記者がよほど憤りを感じていたことが伺える。私もそうである。
が、上記引用では個人の名前はすべて割愛した。

  施設長のコメントは、なにを反省しているのかよくわからない。もし、23歳の男の子が悪い、その職員を十分監督できなかったことを利用者や家族にわびたい、といった趣旨だとすれば、とんでもない見当外れなコメントだと思う。

 この事件で、一番、問題視すべきは、入所施設の夜間の女性利用者の介護を男性職員だけで行っていることである。そのような勤務態勢になっていることが、施設長の責任なのか、別の経営者の責任なのか、それはわからないが、直接の責任としては、暴行を行った男性職員よりも、こうした勤務態勢を維持・運用していた経営者の方が重いと私は考える。

 入浴介助や排泄の介助、そのたもろもろの介助が夜間に発生すると思うが、どうして女性の入所施設の世話を男性だけで行っているのか、理解に苦しむ。

 昨年、神奈川のケアホームでやはり男性の世話人が女性利用者を強姦していたことが明るみになってニュースになっていたが、ここも同じである。

 単に暴行を行った男子職員が悪いといって問題を処理していては、同じ事態がまた再発するだろう。異性介護の実体を直視し、改善をすべきである。

 報道関係者が、厚労省に問い合わせたところ、「夜間に男性の手が必要になることもある」という回答が返ってきたようであるが、男性しかいないということとと、男性の手が必要になるということとの間には、大きな開きがある。

 監視カメラを設置して、再発防止に努めたい、などというのは、この問題については、まったく見当違いの対応である。

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2010/04/06

銀行の代筆

このあいだある会合で、こんなことが話題になった。
 視覚障害のある方が銀行で振込みや払戻しを依頼するときにATMは、なかなか使えない。そこで窓口利用を考えるが、用紙に署名を求められる。もちろん、これもなかなか難しい。それができるくらいならATMを使っているということになる。そこで代理署名を銀行にお願いするが、拒否されることが多い(正確には多かった、ということである)。料金だってATMと窓口とでは差異がある。
 この問題を精力的に取り上げた千葉県の障害者条例推進会議では、県内の3銀行(千葉銀・千葉興銀・京葉銀行)と話し合いの機会をもち、事態の改善に動き出したというのである。

毎日新聞2010年3月4日の記事(抄)

 ◆千葉県で、視覚障害者が利用しやすい銀行づくりが進められています。

 ◇窓口の振込手数料減額 3銀行、ATMと同額に 県条例に基づき不利益解消へ

 2月中旬、千葉銀行真砂支店(千葉市美浜区)で、視覚障害者が窓口や現金自動受払機(ATM)の使い勝手を確認する「実地確認」が行われた。その後開いた反省会では、参加した視覚障害者団体の代表たちから、銀行へのさまざまな要望が出た。

 この取り組みは、千葉県が07年に施行した「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」に基づき、県と千葉銀行、千葉興業銀行、京葉銀行が進める視覚障害者が利用しやすい店舗づくりの一環だ。自治体と障害者、銀行の連携は全国でも珍しく、既に成果も表れている。

 その一つが、視覚障害者が銀行窓口を利用する際の振込手数料を、ATMと同額にしたことだ。千葉銀行は2月19日、千葉興業銀行と京葉銀行は3月1日からスタートした。当事者のかねての要望で、日本盲人会連合は「全国で初めてではないか」と言う。

 NPO視覚障害者サポートゆいの織田洋理事長によると、障害者が銀行窓口で代筆を依頼した際は、行員が代行することができると決められているが、いまだに店舗の窓口で「字を書けないのか」「家族を連れてこないとだめだ」などと言われ、手続きを拒否されることがあるという。

 織田さんは「お金は生きるためにとても大事なもの。ATMで人の手を借りなければ振り込みや通帳記入もできないという現状は悲しい。千葉県のような柔軟な取り組みがさらに広がってほしい」と期待している。



とてもすばらしい成果だと思う。最後の方のお話である「ATMで人の手を借りなければ振込や通帳記入もできないという現状は悲しい」という言葉は、その通りだと思う。

これに私は、二点ほど付け加えたい。

その1 同じ思いは、知的障害や精神障害のある方も感じているはずだ。ところが、この方々の場合は、人の手を借りるどころか、成年後見の利用を勧められ自分ではなにもできない立場に追い込まれている。そして誰も、それを不思議に思わない。どうしてだろう。この人たちも不満や悲しい思いを抱いているのだが、身体障害の方とは異なり、自分たちで声を上げることがなかなかできない,あえてあげても聞いてもらえない、そんな現状があるのである。

その2 標記の会合では、国債とか投資信託などの購入・解約にも話題が及んだ。これについても代筆を認めてくれないので困る、というものである。これはしかし、問題の質がまったくことなっている。これは、障害者の方の代筆を認めないのではなくて、障害のあるなしに関わらず代筆そのものを認めないのである。私はこれはおかしいと思うのであるが、金融商品の販売でおかしな商売を行うやからが後を絶たず、本人の意思確認を厳格にしたいというどこかの官庁の通達かなにかを、金融機関がボクトツにまもっているせいらしい。有効な委任状をもった弁護士ですら代筆を認めてくれなかったことがある。腕の動かないご高齢の方にどうやって署名しろというのか。日本の金融機関は、なにを考えているのか。いや、なにも考えていないのだろう。


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2010/04/03

くだんない話だけと、首都圏ってなんだろう

WIKIでみると、関東地方1都6県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)と山梨県を含む地域を指す法令上の用語とある。法令ってなんやねん?、と思ったら首都圏整備法施行令第1条らしい。これとは別に一都3県(東京都、埼玉、神奈川、千葉)という言い方の方が千葉県民にはなじみがあるが、これは東京圏というらしい。メトロポリタンということか。しかしなあ、館山や銚子、熊谷、秦野なんかも東京圏かなあ、横須賀、湘南あたりは東京って言われたら怒るんじゃないかなあ。
ところで山梨県以外は関八州であるから江戸を引きずっているが、山梨はおそらく甲府勤番の歴史なんでしょうなあ(勝手な推測)。


それはともかく、法律家の間の首都圏は別にある。東京高裁管内。
これには次の地裁が入る。
 東京地裁
 横浜地裁
  さいたま地裁
  千葉地裁
 水戸地裁
 宇都宮地裁
 前橋地裁
 静岡地裁
 甲府地裁
 長野地裁
 新潟地裁

山梨だけでなく、静岡、長野、新潟まで東京高裁管内になる。広いなあ。どういう割り振りなんだかわかないけど、なんだかおもしろい。

以上、先日、山梨から来客があったため、ふと思ったことでした。

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2010/04/02

地域自立支援協議会

千葉県のデータによると、千葉県内の市町村各地には、地域自立支援協議会が着々と設置されており、現段階でほぼ100%の設置率になっているという。これはすごいことだ、、、、と思う(実は他の都道府県の実情を知らないので、すごいのかどうかわからない・・・)。
しかもほとんどの自立支援協議会で専門部会が設けられていて、私の住む船橋市など、5つもあると報告されている(そうだったかなあ・・・)。
こうした市町村の専門部会は、ほんとに地域に密着した議論ができるのありがたい。ようはそれを、どう行政に活かすかだ。行政側の力量と住民側の力量が試される場である。

また、これだけ設置率が高いと次の目標は、その活性化、ということらしい。そこで自立支援協議会の支援が語られている。はたして支援してほしいのかどうなのか、そこのところはよくわからない。これは県と市町村の関係如何ということになろう。

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