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2011/03/22

一進一退の原発

一進一退ですね、ほんとに。
 11日の震災以降、なんだか落ち着きません。人間ができていないと言えばそれまでですが、知りたいことがたくさんあるのに、情報(コトバ)は沢山出回っているにもかかわらず事態そのもの(コト)が私にはよくわからないので落ち着かないのです。なんなんでしょうかねえ。

 が とにかく三連休でした。二日間ドライブしました。

 今日は、ガソリンがもうないのでドライブはいささかきついです。今日が車が使える最期になるか、と覚悟をきめて出発です。
 だったらやめればと思われるかも知れませんね。でも、わが家の場合、これ抜きに休日はちと過ごせないのです。また、どうせドライブするなら支援を求めているあちこちに脚を伸ばせばよいとも思うのですが、そこまではガソリンが持たない。しかも肝心の水などの支援物資の調達ができない。船橋市内では、ペットボトルが購入できない状態が続いていますし、インスタントラーメンなどを含めて購入できない品物がいびつに存在しています。準備ができないのです。すいません。

 ところで、今日の首都高はすいていました。雨です。が、なぜか箱崎から千葉方面への下りが混んでいます。へんだなあと思ったら湾岸の葛西から浦安方面が通行止め。そうか、ここは液状化で地盤が不安定なのですね。箱崎が混んでいたのは、湾岸をあきらめて箱崎から千葉方面に向かう車が多いのでしょう。浦安方面では断水も深刻だと聞いています。浦安の方々が水を求めて市川・船橋あたりまで買い物に出ているという話も聞きます。無理もない話ですね。

 とまれ高速が無理なら下の湾岸を走るしかない。と走っていたら、途中で奇跡的に空いているガソリンスタンドを発見。満タンにはしてもらえなかったのですが、補給はできました。これで今週いっぱいぐらいは持つかも知れない。今日のドライブの成果です。

 道中、ガソリンのタンクローリーや物流のトラックが目につく。普段はなにも感じないが、今日ばかりは「頑張ってください」と道を譲りたくなる。

 終えて子供と一緒にスーパー銭湯で露天風呂に入りました。繰り返しになりますが、今日は雨。風呂の中にも放射性物質が降り注いでいたのでしょうか。かりにそうだとしても風呂なんだから即時に除洗していることになるのでしょうか(わからんなあ)。専門家の人に「露天風呂における放射性物質の人体への影響」なんてテーマで話を聞くと、もっともらしい解説があれこれ聞けておもしろいかも知れませんね。

 今回の震災は、阪神淡路と比べられることが多いのですが、違うところと同じところが当然ながらあります。
 違うところの最たるものはもちろん福島原発です。津波被害によって原子力発電所が制御不能に至り、放射性物質を施設外に放出しつづけているという事態は、おそらく世界的にみても歴史上初めての出来事でしょう。

 原発の冷却については、一進一退の事態が続いているようだ。現場で対峙している人々にはほんとに声援を送りたい。と同時に、彼等(彼等と打ち込んで気がついた、みんな男性だ)の努力にもかかわらず、放射性物質の外部流出は、だらだらと続くと思う。その期間は、私は専門家ではないのでなんともいえないのですが、個人的には一ヶ月や二ヶ月ではすまない長期戦を覚悟しています。

制御棒挿入で運転停止状態にあるとはいえ、燃料ペレットが炉心にあるものであれ使用済み格納プールにあるものであれ、外部と直接に接しているところがあることは明らかなのですから、「トジコメ」にはすでに失敗しているワケです。
そのことでどのような事態が生じるのか、実はあまり明確な説明が公式になされていません。できないのでしょう。私が公的立場にいても、たぶん同じように説明をしないように思います。とりあえず冷却作業を優先したいからです。
 が、「ただちに人体に影響を及ぼすことはない」という説明で、いったい何人の日本人が安心をしているのか。これで、安心してほうれん草でもなんでも食ってやると思っている人はよほどおめでたい(そんなことを発言した専門家がいるようですが、これが日本の大学のレベルだと思います)。

 買い占めに走る必要はないと思いますし、それはたぶん無駄な努力だと思いますが(長期戦ですから)、ただちに人体に影響を及ぼす程度の放射性物質の汚染があったとしらた、それは大変なことでチェルノブイリ以上です。放射性物質について国民がより心配している問題は、ただちの影響ではなくて、じわじわ・だらだら何年にもわたって私たちの生活に与えるであろう影響です。今後、何年ぐらいにわたって福島原発から放射性物質が外部に放出され、その種類と総量がどれぐらいと推定されるのか、土壌と海中にどれほど蓄積されるのか、それが長期間の生活の中で人間にとってどのような影響を与えるのか、これをみんな気にしていて心配しているように私は思います。

そのデータと予測を今の政府に出せといっても無理だと思います。しかし、少し落ち着いたところでは出してくるでしょう。それまでは、私たち自身が、推計して判断するしかありません。その結果としての行動をパニックと呼ぶか、冷静な判断と呼ぶかは、市民レベルの話としてはあまり差がないように思っています。

 インターネット上では非公式にいろんな情報が出ていますが、悲観的なもの楽観的なものいずれも、あまりよくわからないです。なかにはどうみても政治目的で書かれたのではないか、と思う情報もあります。

 結局、なんだかよくわかない状態が続いているのですが、なんとなく落ち着きはじめているのかなあとみんな思い始めているというところかと思います。日本的ですね。なんとなくです。

 さて、私には、今ひとつ自分が感じていることを表現できない歯痒いさがあるのですが、とりあえずは、子供と一緒にこの事態を乗り切るしかないし、乗り切れると思ってます。なぜ「乗り切れる」などと書くのかというと、この間、いろんな方の温かい協力や支援をいただいているからです。地震の直前にはチームKの会合がありました、その成果をブログに書こうかと思っていたら今回の震災でした。みなさん、御礼が送れてすいっません。。。。ほかに、関係する法人の動きもあります。「危機的状況になったときに、人は自分の周りがよく見える」と私は思っているのですが、今回もそうです。

大変なときに、みなさんにとっては意味のないブログでした。では、どちらさまも、落ち込むことなく、しかし楽観的になることもなく、復旧ではなく、新しい日本を作るぐらいの気持ちでいきましょう。


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