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2015/06/08

西東京の障害者虐待施設と第三者委員会の訴訟・和解

あまり報道がないのですが、いまのところ毎日だけが報道していますね。 

2015年5月19日東京地裁です。

法人は、東京都に対しても訴訟を提起していましたが、こちらは前に訴えを取り下げ、第三者委員に対してのみ訴訟を継続していました。「利用者が殴ってきたから殴り返しただけで、虐待にはあたらない」という理屈を訴訟で主張するのは驚きましたが、こういう施設も実際にあるのだということを関係者が認識できたことは、今後の虐待施策を考える上でとても重要な先例となったと判断しています。

これからは、下記の記事にもありますように、施設側が、第三者委員会や東京都や都内の各団体の支援を受けながら、再生をしていくことが期待されています。それを目指すことが盛り込まれていることが本和解の一番の良いところですね。法律的にはいろいろ突っ込みたいところはありますが、和解の妙味として理解したいと思います。

以上、佐藤彰一記載

以下、毎日の記事

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西東京・障害者虐待:第三者委と和解 運営法人、全委員に謝罪 /東京

毎日新聞 2015年05月20日 地方版 抜粋

 「西東京市の知的障害者施設「たんぽぽ」を運営する社会福祉法人「田無の会」が、「誤った虐待認定をされ、経済的損害を受けた」と、専門家による第三者委員会(山下望委員長)の全委員に損害賠償を求めた民事訴訟の和解が19日までに東京地裁で成立した。運営法人側が虐待をすべて認め、不当な訴えで苦痛を与えたと委員に謝罪する内容。法人体制の刷新も和解条項に盛り込んだ。

(中略)

 和解を受け19日、記者会見した第三者委員代理人の黒松百亜弁護士は「脅しのような訴訟で公益性のある第三者委が萎縮しないよう、訴えが不当と確認できてよかった」と話した。

 運営法人「田無の会」は今年2月、理事長が交代し訴訟も見直していた。大森昇司・新理事長は「新たにやっていくためすべて受け入れた。第三者委の力も借りていきたい」としている。 【野倉恵】

〔都内版〕

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